生活のなかで美と遊ぶ、それが遊美堂の名前の由来です。遊美堂は設立以来一貫して、「芸術の力をすべての人に」という理念の下、すぐれた作品を多数世界に発表するとともに、そのパワーを社会に活かすべく様々な取り組みを続けて参りました。アートを通じて人をむすび、本当の安らぎや豊かさを伝えていきたい。それが遊美堂の願いです。

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美術顧問挨拶 持田 総章

持田 総章美術評論家
大阪芸術大学名誉教授
持田 総章

「芸術の力をすべての人に」という遊美堂の理念は壮大な計画である。理念の真に意味するものは「平和への希求」にほかならない。この人類の理想ともいえる理念の実現は、至難なことかもしれない。熟慮の末、未来に向けて二つの領域で具体化がはかられた。アートエキシビジョンでは国内はもとより、広く海外で数多くの展覧会の開催に協力してきた。この海外での展覧会は国際交流という命題を強く意識して行われてきた。我が国の美術の状況を多くの国と人々に知ってもらうこと、とともに開催国のアーチストと同じ会場に作品をならべ、芸術による交流をモットーとしたものであった。また、アートパブリッシングでは芸術家の感性のメッセージである作品の精華を画集として出版してきた。この各種の美術出版物は全国の図書館をはじめ教育施設に寄贈され、理念の実現にむけて機能している。いま、「芸術」と「平和」の相即不離の関係の啓蒙こそ、最も重要な課題なのかもしれない。

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